ゼイタクの敵は痛風と高尿酸血症

好きなものを好きなだけ食べる。そんな食生活をしている方はゼイタク病というのをご存知でしょうか。これは贅沢な生活をしていた昔の王様や貴族、大商人などに多く見られた病気でした。
具体的な症状は、ある日突然足の親指の付け根が凄まじい痛みに襲われます。その痛みたるや大の大人が2、3日動けなくなってしまうほどです。しばらくするとこの痛みは引きますが、食生活を改めないと再発します。
そして再発するたびに親指の付け根以外にも関節という関節が痛み始め、最後には深刻な内臓疾患になってしまいます。
ゼイタク病、正式には痛風と言いますが、食生活が豊かになった現代では誰もがなる可能性があります。一般的には女性より男性の方がかかりやすいとされていますが、これは女性には女性ホルモンの働きにより痛風の原因となる尿酸の排出が男性よりも多くされるからです。
ただし、女性も閉経後など女性ホルモンの分泌量が衰えると痛風になる可能性は男性と同じくらいになってしまいます。
では痛風の原因である尿酸とはなんでしょうか。それは肉やアルコール飲料に含まれるプリン体という物質の老廃物です。プリン体そのものは体の中でエネルギーとして使われますし、尿酸も必ず血液中に一定濃度存在しています。
問題は肉やアルコール飲料(ビール、日本酒など)の採り過ぎにあります。これらの嗜好品を好きなだけ食べてしまうと大量のプリン体を摂取してしまうことになり、その結果尿酸が増えて処理しきれなくなります。その尿酸が悪影響を及ぼしていきます。
ゼイタク病といわれる所以はこのような食生活にあるのです。

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